古道具 中野商店 by川上弘美
新潮社 ?1470-(5.3\/p)
「中野商店は永遠に不滅です」店主中野ハルオの最後の言葉です、
いやマジでずっと続いて欲しかった、なんていっても居心地良さそうだしさ。
おおむねアバウトな感じ、コレくらいでどう?みたいな経営方針、半端な人たちが集まってユルイ人間関係を作ってます、
ほんと、一度身を置いたら二度と抜け出せそうにないラクチンさです、
それとまたお客もいいんだ、味があってサ^^
20台の頃なら迷わずアルバイトの募集に応募してますね<私
そう言う意味では、このハッピーエンドは許せない、
中野商店がずっと続いて、
社会復帰できないくらいダメダメなタケオやヒトミちゃんが、
お互いに依存しあいながら、ただの敗残者になっていくみたいな方が見たかったりするんだが‥‥
作者の川上女史は、彼らがかわいそうでそんなこと出来なかったらしい。
新潮社 ?1470-(5.3\/p)
「中野商店は永遠に不滅です」店主中野ハルオの最後の言葉です、
いやマジでずっと続いて欲しかった、なんていっても居心地良さそうだしさ。
おおむねアバウトな感じ、コレくらいでどう?みたいな経営方針、半端な人たちが集まってユルイ人間関係を作ってます、
ほんと、一度身を置いたら二度と抜け出せそうにないラクチンさです、
それとまたお客もいいんだ、味があってサ^^
20台の頃なら迷わずアルバイトの募集に応募してますね<私
そう言う意味では、このハッピーエンドは許せない、
中野商店がずっと続いて、
社会復帰できないくらいダメダメなタケオやヒトミちゃんが、
お互いに依存しあいながら、ただの敗残者になっていくみたいな方が見たかったりするんだが‥‥
作者の川上女史は、彼らがかわいそうでそんなこと出来なかったらしい。
このお店のヌルさ加減は店主中野氏のキャラクターです、
「だからサー」で始まる三段論法の三段目だけ話すような自己中な口癖も、引っかかるのは最初だけ。
私こといつもマイペースのヒトミちゃんもそうでした、っていうかヒトミちゃんたらひとの話聞いてるのかなぁ?
文章の会話で鍵カッコ付いてるのは最初の2行くらい、それ以降はヒトミちゃんの頭のなかの語り(地の文)にとけ込んでます、つまり会話の行方はヒトミちゃんフィルターを通して読む人に届くわけです、だからなのか淡々とした感じで事件が起こりそして終わります、
例えばタケオとの短いセックスだって、彼にしたら一念発起なわけでしょ、例え拍子抜けしたって‥‥彼女も結構自己中ではw
簡単なまとめ:お話の中野商店は、多分高校みたいな物なのかなと思っています。
中野商店での思い出は、すなわち卒業アルバムみたいな物、久しぶりに出合えばあっというまに高校生に逆戻りする仲間達。
でも卒業したら、もう自己責任の世界が待っているわけです、
外での依存はすなわち負債です、自分の寄って立つ物を見つけなければ行けないというのは、ヒトミちゃんだろうが中野さんだろうが平等ですよね。
このお話の結末でのハッピ?なところはみんな何かを見つけることが出来たという事なんでしょうね。
だとしても、出来ることなら中野商店で働きたい、いや、そんなお店が欲しいと思ってしまった一冊です。
「だからサー」で始まる三段論法の三段目だけ話すような自己中な口癖も、引っかかるのは最初だけ。
私こといつもマイペースのヒトミちゃんもそうでした、っていうかヒトミちゃんたらひとの話聞いてるのかなぁ?
文章の会話で鍵カッコ付いてるのは最初の2行くらい、それ以降はヒトミちゃんの頭のなかの語り(地の文)にとけ込んでます、つまり会話の行方はヒトミちゃんフィルターを通して読む人に届くわけです、だからなのか淡々とした感じで事件が起こりそして終わります、
例えばタケオとの短いセックスだって、彼にしたら一念発起なわけでしょ、例え拍子抜けしたって‥‥彼女も結構自己中ではw
簡単なまとめ:お話の中野商店は、多分高校みたいな物なのかなと思っています。
中野商店での思い出は、すなわち卒業アルバムみたいな物、久しぶりに出合えばあっというまに高校生に逆戻りする仲間達。
でも卒業したら、もう自己責任の世界が待っているわけです、
外での依存はすなわち負債です、自分の寄って立つ物を見つけなければ行けないというのは、ヒトミちゃんだろうが中野さんだろうが平等ですよね。
このお話の結末でのハッピ?なところはみんな何かを見つけることが出来たという事なんでしょうね。
だとしても、出来ることなら中野商店で働きたい、いや、そんなお店が欲しいと思ってしまった一冊です。