冷血(In Cold Blad)
トルーマンカポーティ(Toruman Capote)佐々田雅子訳
新潮社?2600-(7.67?/p)


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ノンフィクション ノヴェルの金字塔と帯に有ります、フムフム。
暗黒の教典とも書いてあります、……?
なんですかこれ……ああ、作歌さんの達の教典ですね、
どっちみちよく分からない黒帯です。
まぁ結果から言うと、おいらはノンフィクションが苦手デス、
現実と虚構の境目が見えないからです、
行間を想像力で繋いでいくのがむずかしっていうか、
そういう読み方が正しくない様な気がするからだと思う。

確かに面白い本だと思いますよ、人物も良くかけてる、
特に犯人に無理が無くサイコ殺人者の割りに破綻してない。
っていうか、最近のサイコな犯罪からしたら、常識的に見えてしまう。

子供から大人まで、近頃の日本人ってどうなっちゃったんでしょう?
コレも時代の流れですか?
オタク文化とかいいながら、その一方で歯止めが効かずに、
ギーグ通り超してサイコの領域に踏み込んじゃうやつもいますよね。
まぁ、コレは別の話ですね。
おいらとしては、もっと極悪非道なブチ切れた奴らを期待してたんですが、
非常に小市民的でちょっと拍子抜け、
それよりも、周囲の人たちの反応の方が恐かったです、
風聞や流言飛語はしかたないとしても、簡単にそれにのる一般人、
はなから死刑を意識して集まって来る陪審員候補者、
コレは情報が無いため、勝手な想像が膨らんだ結果でしょう。
メディアの操作というより、自分達の安心のため異物を取り除きたいという、
保身の心理が働いている様にも見えますね。

この日本でも、陪審員制度がはじまります、
メディアに弱い日本人は大丈夫か?

日弁連>http://www.nichibenren.or.jp/ja/citizen_judge/
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